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“Coffee Badging”とは?コーヒー飲んで帰るだけの新しい出社スタイル?

コロナ禍を経て、世界中で広がったリモートワーク。
しかし、最近では「オフィスに戻ろう」という動き、いわゆる RTO(Return to Office)=出社回帰が進んでいます。

そんな中、アメリカで話題になっている新しい働き方のトレンドがこちら👇

“Coffee Badging(コーヒーバッジング)”

初めて聞いた方も多いのでは?

出典:Forbes

💡“Coffee Badging”って何?

出社してタイムカードを切り、軽くコーヒーを飲み、同僚とおしゃべりして、帰宅。

つまり、「形だけ出社して、実際の仕事は自宅で続ける」。
それが Coffee Badging(コーヒーバッジング) です。

“バッジ(社員証)をスワイプしてコーヒーを飲む”
→ 出社した証拠を残して、サクッと帰る!

オフィスに「顔だけ出す」ようなこのスタイル、意外にも多くの人がやっているそう。

📊 実際にやってる人、どのくらい?

記事によると、2023年10月時点で

ハイブリッド勤務(在宅と出社のミックス)をしている社員の約58%が、Coffee Badgingの経験あり

なかなかの数字ですよね!

🚗 なぜ出社を避けたがるのか?

社員たちが出社に消極的な理由としては以下のような「お金がかかる」問題が挙げられています:

  • 通勤費(アメリカは基本、会社が交通費を出しません)
  • ランチ代・コーヒー代
  • 子どもの保育・ペットの世話代
  • 駐車場代 など

@ComputerWorld の調査によれば、出社にかかる1日あたりの平均コストは…

項目金額(USD)
朝食・コーヒー$13
ランチ$16
通勤(ガソリン・電車など)$14
駐車場$8
ペットケア費$20(該当者のみ)
合計最大 $71/日

合計約71ドル!一日で!?(ペットがいないとマイナス20ドル)
確かに…在宅勤務に戻したくなりますよね。

家で仕事をするとお金もセーブできるし、通勤時間も他のことに使える。

でも私なら、わざわざオフィスに行ったのなら、もうそのまま仕事するかな…笑

🏡 RTO?WFH?最近よく見る英語略語

近年、リモートワークの広がりとともに、よく見かける略語がこちら:

  • WFH = Work From Home(リモート勤務)
  • RTO = Return To Office(出社回帰)

【例文】

I WFH everyday, so call me anytime.
(私、今毎日リモートワークだからいつでも電話して!)

I’m against the RTO mandate.
(出社義務には反対です)

新しい働き方の変化とともに、新語もどんどん生まれているのが分かりますね。

ABOUT ME
CherryBerry
約12年のアメリカ生活の中で触れた、学校では習わないけれど日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識、雑学、ニュースやトレンドから拾う、ちょっと面白いアメリカの文化や習慣などを思いつくままに綴ります♪