日本人にとっておなじみの飲み物、カルピス。
さっぱりした甘さで、子どもから大人まで愛されるドリンクですよね。
実はこのカルピス、アメリカにも進出しているのをご存じですか?
でも…名前が違うんです!
気になるその名は…
ジャーン!

📢 正解は…「カルピコ(CALPICO)」
初めてボトルを見た時は、「え?」と見間違えたかと思いました。
「え、カルピスにそっくり…でも名前が違う!?」
そう、アメリカでは CALPICO(カルピコ) という名前で販売されているんです。
ピコピコしてて、なんだかかわいらしい響きですよね!
🐄 なぜ「カルピス」じゃダメだったのか…
実はその理由は…英語の発音に問題ありなんです。
CALPIS を英語っぽく読むと…
「カウピス(cow piss)」
ここで問題なのは、piss。
- cow=牛
- piss=おしっこ(かなりくだけた言い方)
つまり、**「牛のおしっこ」**に聞こえてしまうんです。
これではさすがに売れませんよね…💦
しかしまあ、よくもこんなうまい具合に重なったもんですね。
両方液体だし(笑)
こうした背景から、さすがに牛のおしっこではヤバいだろう、ということでCALPICOと英語圏に合わせてローカライズされたわけです。
英語が主流の国では、カルピコの名前で販売しているようです。
🗣 ちなみに「piss」はどんな言葉?
日常会話では、「おしっこ」の表現として一般的なのは “pee” です。
- I need to pee.(おしっこ行きたい)
一方、“piss” はやや乱暴・下品な印象があり、カジュアルな男性同士の会話などで使われます。
- I need to take a piss.(小便したい)
※丁寧な場では避けましょう!
🧴 そしてもう1つ気になる商品名…「ポカリスエット」
カルピスに続き、もうひとつ名前が英語圏で話題になる日本の飲み物といえば…
そう、Pocari Sweat(ポカリスエット)です!

「スエット(汗)」って…飲み物の名前にしてはちょっと…アレですよね。
これももちろんローカライズされるんだろうなと思っていたのですが…
そのまま行ったようですw
大谷選手のチームのエンジェルスのベンチにスポンサーとして堂々と「汗」で宣伝!ww
SNSではスポーツレポーターがこう投稿していました。
“Pocari Sweat, the Japanese sports drink that’s huge across Asia and is trying to crack the US market even though its name is kinda funny in English.”
(アジアで大人気の日本のスポーツドリンク「ポカリスエット」がアメリカ市場に進出中だけど、英語にするとちょっと名前が笑えるよね)
やっぱり?笑
でもポカリスエットはローカライゼーションしないと大塚製薬は決めたんですね。勇断。
その潔さを逆に応援したくなりますね(笑)