アメリカのニュース

奇跡の一瞬…トランプ暗殺未遂事件

アメリカ大統領選に関する話題をしたばかりですが、驚くような事件が起きました。

トランプ前大統領の暗殺未遂事件。

奇跡的に命は助かりましたが、
聴衆の一人が亡くなり、二人が重傷を負いました。

事件そのものも大きなニュースですが、
特に注目を集めたのが、
銃撃の瞬間に撮影された一枚の写真。

偶然とは思えない構図。
翻るアメリカ国旗。
血を流しながら立ち上がるトランプ氏。

何とアイコニックな一枚なんでしょう!

あまりにも“絵になりすぎている”として、
世界中で拡散されました。

@ElonMusk

しかし、彼が命を取り留めたのは、
本当に紙一重だったようです。

以下の画像を見ると、
それまで演説していた頭の角度では、
弾道は頭の中央を直撃していました。

ところが、
電光掲示板を見るために、
ほんの一瞬、頭を傾けた。

そのタイミングが、
発砲の瞬間。

結果、銃弾は右耳に当たるだけで済みました。
見ているだけでゾッとします。

@Patrick Bet-David

この事件を受け、
一気に批判が集まったのが、
シークレットサービスの警備体制です。

日本人から見ても信じられないですよね。
警備や護衛に関してはトップクラスのはずのアメリカで、
しかもこんな要人が簡単に近距離から撃たれてしまったことに驚いた人は多いと思います。

実際の現場写真を見ると、
狙撃地点は非常に近く、
視界を遮るものもほとんどありません。

@nypost

周囲にいた一般人は、
屋根にライフルを持った男がいることに気づき、
動画を撮りながら警察に通報していた、
という証言も出ています。

それだけに、
「なぜ事前に防げなかったのか」
という声が強まっています。

銃撃直後、
シークレットサービスは即座にトランプ氏に覆いかぶさり、
身体を張って守りました。

その瞬間の一枚。

@ZakiSolja

他の男性メンバーが前大統領に覆いかぶさる一方、
左端の女性のシークレットサービスは恐怖からか、
他の護衛の陰に隠れるような場面が映っていました。

そして同じ女性ですが、トランプ氏を車まで誘導したあと、
銃をホルスターに戻そうとして何度も失敗。

@Patrick Bet-David

また、別のシークレットサービスの女性ですが、
銃撃直後にトランプ氏を守りながら護衛するのですが、
彼女がトランプ氏よりもかなり小さいために、
身体を覆いきれていないことも一部話題になっています。

@NBCNews

一番大切な頭部が露出しちゃってる…
もし複数の犯人がいたら、
非常に危険だった、という指摘もあります。

でも、このおかげで冒頭のアイコニックな写真が可能になったのですが。

ついにはこんな画像まで広まってしまって…

@Patrick Bet-David

Secret Service Before DEI vs After DEI
シークレットサービスのDEI前とDEI

ここで登場するDEIという言葉。

Diversity, Equity, and Inclusion。
多様性、公平性、包括性を重視する考え方です。

現在、シークレットサービスでは、
男女で異なる合格基準があると言われています。

この事件をきっかけに、
「要人警護という仕事に、基準差は必要なのか」
という議論が一気に噴き出しました。

多様性か、安全か。
アメリカ社会の分断が、
ここにも表れています。

そして、あの写真。

あっという間にTIME誌の表紙に採用されました。
まるで映画のワンシーン。

@TIME

トランプ氏前回ののマグショットのように、
これもすぐにTシャツになるんだろうなと思っていたら
さらに上を行く展開が笑

@DailyMail

タトゥーですよタトゥー!
い・れ・ず・み!
これが結構流行っているそうです!

それだけ、この一枚が
アメリカ人にとって象徴的だった、ということでしょう。

以上、
トランプ前大統領の暗殺未遂事件と、
そこから見えてきたアメリカ社会のお話でした。

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CherryBerry
約12年のアメリカ生活の中で触れた、学校では習わないけれど日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識、雑学、ニュースやトレンドから拾う、ちょっと面白いアメリカの文化や習慣などを思いつくままに綴ります♪