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英語でお悔やみの言葉を述べる

誰かが亡くなった時に、残された人にかけるお悔やみの言葉。
センシティブな状況なだけに、失礼のない、思いやりのある言葉をかけたいですよね。

英語で最もよく使われるお悔やみの言葉の一つがこれです。

I’m sorry.
I’m sorry for your loss.
お悔やみ申し上げます。

アイムソーリーには使い方が二通りあって、一つはご存じ「ごめんなさい」と謝罪の意味。

もう一つは、同情や共感の意を表すもので、相手の状況に対してこちらも悲しい気持ちになっていることを伝えるものです。

お悔やみ以外でも、相手にとって何か悪いニュースがあった時に、

I am so sorry to hear that.
それはお気の毒に。

と、相手を気遣っていることを表現する際に使われます。

慎重になりたいお悔やみの言葉ですが、TIME誌の記事でこのようなものを見かけました。

11 Things to Say When Someone Dies Besides ‘I’m Sorry’
誰かが亡くなった時に ‘I’m Sorry’ 以外にかけられる11の言葉。

幾つか抜粋してご紹介。

“I can’t imagine how hard this is for you, and I’m sending you all my strength and love.”
これがあなたにとってどれだけ辛いことか想像に及びません。あなたにパワーと愛を送ります。

記事によると、辛い状況にいる相手に「お辛さお察しいたします」と、相手の気持ちをさも分かったげに言うよりも、その辛さは「想像に及びません」と言った方が良いとか。

後半部分の “I’m sending you all my love.” 「めいいっぱいの愛を送ります。」は色々な状況で非常に頻繁に使われるフレーズです。お悔やみのみならず、相手を応援する気持ちを伝えるときに使われます。

“Please accept my condolences.”
お悔やみ申し上げます。

このフレーズもお悔やみの言葉の定番です。I’m sorry. よりも畏まったイメージがあるので、そこまで親しくない人にお悔やみの言葉を伝える際におススメだということです。

“I’m holding space for you in my heart.”
あなたのことを考えています。

心の中に、その人のことを想う「スペース」を確保していますよと言うことにより、辛い状況にいるあなたのことを常に想っていますよ、と伝える温かい言葉だそうです。

“I’ll always remember their smile.”
(亡くなった方の)笑顔を忘れることはないでしょう。

身体はなくなってしまったけれど、その人の笑顔や特徴をいつまでも覚えていますよということにより、遺族に安心感を少しでも与えられる効果があるんだとか。

“Do you want my help, or do you want me to just listen?”
何か手伝えることはありますか?話を聞きましょうか?

助けやアドバイスをオファーするよりも、何か必要なことがあればいつでも側にいますよ、と伝えてあげることが重要だそう。

“Is it OK if I give you a hug right now?”
ハグしてもいいですか?

これは、その人との関係性によりますが、例えとても親しい間柄でも、悲しんでいる時に感じる感情は人それぞれなので、いつも通りにハグするよりも、一言聞いた方がいいとのこと。そして「ノー」と断られても、悪い風に取らないように、とアドバイスしています。

あと、この記事には載っていませんが、非常に良く聞くフレーズに以下のものがあります。

 “I will keep you in my prayers”
あなたのことを祈っています。

これは宗教(アメリカの場合大抵キリスト教)の信仰の強い国ならではのお悔やみの言葉ですね。本当に良く聞くフレーズです。

以上、お悔やみの言葉に関するお話でした。

いつやってくるか分からない、お悔やみを述べる状況。
その場になって焦らないよう、心の片隅に入れておきましょう。

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CherryBerry
学校では習わないけれど、日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識。 役に立つかどうかは謎だけど、アメリカ生活から得たちょっと面白いアメリカ文化のお話などを思いつくまま気ままにご紹介!