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新しい感謝祭の形、Friendsgiving

 アメリカで感謝祭と言えば、毎年11月第4木曜日。

この日には家族で集まり、伝統的な感謝祭のご馳走を食べ、ここから一気にクリスマスへ向けてホリデームードが高まっていきます。

ここ3~4年でしょうか、この時期に”Thanksgiving”という言葉と並んでよく聞くようになった言葉があります。

それは、”Friendsgiving” !

文字通り2つの単語、”friends” と “Thanksgiving”をかけ合わせた言葉なのですが、意味もその名の通り、友人たちを感謝祭を祝うことを指します。

この時期になるとSNSでも”Friendsgiving” をお祝いする様子があちこちでアップされ、みんなこの新しい感謝祭の祝い方を大いに楽しんでいるようです。

家族と集まる実際の感謝祭の日の前に、友人達で集まってお祝いする人もいれば、実際の感謝祭に家族とではなく友人とお祝いする場合もあり、ケースバイケース。特に決まりはありません。

お料理も伝統的な感謝祭のメニューの場合もあれば、もっとカジュアルに楽しむのもあり。Potluckといって、それぞれが得意料理を持ち寄るスタイルも人気のようです。

感謝祭と言えば、とにかく「ご馳走」のイメージなのですが、感謝祭の伝統的なメニューには以下のようなものが挙げられます。

写真は全てfoodnetworkより。

Roast Turkey
まずは主役の七面鳥のロースト。

日本のオーブンにはまず収まらないサイズの七面鳥をじっくりオーブンで焼き上げます。
日本ではあまり見かけない七面鳥ですが、アメリカではハムでも七面鳥のハムが人気で、ヘルシーなお肉としてサンドイッチに入れたりと日常からよく食べられています。
こんなに大きいですから余る量も多く、通常感謝祭の後の数日は残り物のターキーを食べたり、鶏ガラでスープを取ったりと、七面鳥料理が続きます。

Cranberry Sauce
そして七面鳥には欠かせないクランベリーソース。

淡泊な七面鳥のお肉に、この甘酸っぱいクランベリーソースをかけていただきます。出来合いの缶のクランベリーソースを使う人も多いです。いずれにしても結構甘いです…初めて食べた時は軽い衝撃でしたww

Stuffing
スタッフィング

聞きなれないかもしれませんが、これも感謝祭の定番メニューです。サイコロ状に切ったパンと野菜をバター、ハーブで味付けしたもので、オーブンで焼くので上はカリッと中はしっとりしています。スタッフィングという名の通り、七面鳥をローストするときに中に入れて調理するのかと思いきや、最近は別で調理するのが主流のようです。「ドレッシング」と呼ばれる場合もあります。

 Green Bean Casserole
グリーンビーン・キャセロール

サヤインゲンをマッシュルームスープのクリームとフライドオニオンで味付けし、オーブンで焼き上げたもの。

Pumpkin Pie
重要なデザート、パンプキンパイ

ピューレ状になった缶のパンプキンを使って、シナモン、ナツメグなどをきかせたウェット系のパイ。生クリームやアイスクリームを沿えて食べると美味!

この感謝祭メニュー、実は私は個人的にはあまり好きではなくてw 七面鳥は淡泊でパサパサしているし、クランベリーソースは甘いし、その他もカロリーはうんと高いけれど、そんなに悶絶するほど美味しいかと言うと…not really. (あくまで個人的感想です。)

でも、日本のおせち料理もそうですよね、伝統行事としていただきますが、そんなに美味しいかと言うと…みたいな。

以上、アメリカの感謝祭についてのお話でした!

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CherryBerry
学校では習わないけれど、日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識。 役に立つかどうかは謎だけど、アメリカ生活から得たちょっと面白いアメリカ文化のお話などを思いつくまま気ままにご紹介!