アメリカの秋の一大イベントといえば、感謝祭(Thanksgiving)。
毎年11月の第4木曜日、家族で集まり、ご馳走を囲んで過ごすのが伝統的なスタイルです。
家族で伝統的な感謝祭のご馳走を食べ、ここから一気にクリスマスへ向けてホリデームードが高まっていきます。
でも近年、「Thanksgiving」に並んでよく聞かれるようになった言葉があります。
それが
“Friendsgiving(フレンズギビング)”!
🤝 Friendsgivingって何?
文字通り2つの単語“Friends”と“Thanksgiving”を掛け合わせた造語で、
友人たちを感謝祭を祝うことを指します。
アメリカでは、ここ数年でこの“Friendsgiving”文化が急速に浸透。SNSでも
「#friendsgiving」
のハッシュタグと共に、パーティーの様子がたくさん投稿され、みんなこの新しい感謝祭の祝い方を大いに楽しんでいるようです。
📅 いつ、誰とやるか?
Friendsgivingには特にルールはなく、
- 感謝祭当日の前週や前日、もちろん当日でも、日程は自由
- 家族とではなく、友人と祝いたい人向け
- 一人暮らしの学生や若者、移住者にも人気
など、形式に縛られず“自分たちらしく祝う感謝祭”として広まっています。
お料理も伝統的な感謝祭のメニューの場合もあれば、もっとカジュアルに楽しむのもあり。Potluckといって、それぞれが得意料理を持ち寄るスタイルも人気のようです。
🥧 感謝祭の伝統的メニューをご紹介!

🍗 Roast Turkey(七面鳥のロースト)
感謝祭の主役料理!
大きな七面鳥を数時間かけてじっくり焼き上げます。
家庭によっては丸ごと一羽焼くので、日本の家庭用オーブンにはまず入りません。
アメリカでは普段の食事にも七面鳥のハム(ターキーハム)などがよく使われ、健康志向の人に人気です。
こんなに大きいですから余る量も多く、通常感謝祭の後の数日は残り物のターキーを食べたり、鶏ガラでスープを取ったりと、七面鳥料理が続きます。

🍇 Cranberry Sauce(クランベリーソース)
淡白なターキーに甘酸っぱいアクセントを加えるソース。
市販の缶詰タイプも一般的で、かなり甘めなのが特徴です。初めて食べた時は軽い衝撃でしたww

🍞 Stuffing(スタッフィング)
パンと野菜、バターやハーブを混ぜて焼いた香ばしい詰め物風グラタン。
本来はターキーの中に詰めて焼く料理ですが、最近は別で調理するスタイルも主流です。
地域によっては「ドレッシング」とも呼ばれます。

🥬 Green Bean Casserole(グリーンビーン・キャセロール)
サヤインゲンをマッシュルームスープのクリームとフライドオニオンで味付けし、オーブンで焼き上げたもの。定番の一品です

🥧 Pumpkin Pie(パンプキンパイ)
感謝祭を締めくくる代表的デザート。
シナモンやナツメグなどのスパイスが効いたパンプキンフィリングに、ホイップクリームやアイスクリームを添えて食べると美味!
正直に言うと、私はこの感謝祭のフルコース、そんなに好きじゃないんです…(個人の感想です)。
ターキーはパサパサ気味だし、クランベリーソースは甘すぎて…。
でも、これって日本のおせち料理に似ているところがありますよね。
伝統行事としていただきますが、そんなに美味しいかと言うと…みたいな。
🥂 まとめ:Friendsgivingは“新習慣”
- 家族に代わり、友人と感謝祭を祝う文化
- 気軽さと自由なスタイルが魅力
- 食事も形式にこだわらず、みんなで持ち寄りスタイルが人気
- SNSでも話題のイベント!
アメリカ文化の新しい一面として、定着しつつあります。
以上、アメリカの感謝祭についてのお話でした!