ジャスティン・ティンバーレイクがニュースに。@FOXNEWS
Justin Timberlake’s mugshot released after DWI arrest in the Hamptons.
ハンプトンズでのDWI逮捕後に公開されたジャスティンのマグショット。
売れっ子歌手のジャスティン・ティンバーレイクが逮捕された理由は?
DWI = 飲酒運転
飲酒運転で警察に止められたようです。
ニュースなどでしょっちゅう見かける単語「DWI」、以下の頭文字をとってこう呼ばれます。
‘Driving While Intoxicated’
酔っぱらった状態で運転する
この “Intoxicated” はお酒やクスリに酔ったり、酩酊している状態や、何かいいことなどがあって気分がウキウキしたり、夢中になったり、興奮したりする際にも使われます。
この他にも飲酒運転は「DUI」とも呼ばれます。
州によってはこの2つの意味が微妙に違う場合もあるようですが、どちらも飲酒運転です。
では「DUI」は何の頭文字か?
‘Driving Under the Influence’
影響下で運転する
ん??って感じですよね。これは、この後に言葉を付け足すとしっくりきます。
‘Driving Under the Influence (of Alcohol)’
飲酒および麻薬の影響下で運転する
このように、飲酒運転には “DWI” と “DUI” の2つが広く使われます。
使い方は以下のような感じです。
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The famous pop star was charged with DUI again.
あの有名なポップスターが飲酒運転で再び起訴されました。
The Police Officer was arrested for DWI while off duty.
警察官が非番中に飲酒運転で逮捕された。
Justin Timberlake got a DUI in the Hamptons.
ジャスティンがハンプトンズで飲酒運転で捕まった。
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ニュース記事によると、ジャスティンは警察に止められた際に、
「マティーニを1杯しか飲んでない」
と言い張って、アルコールチェッカーを拒否したそうです。
ここで日本人なら思いますよね。
ん?マティーニ1杯しか?
これにはアメリカと日本の法律の違いがあり、アメリカではDUIの基準として0.08%の血中アルコール濃度(BAC)が採用されているそうです。
これに対して日本では、道路交通法において、酒気帯び運転の基準値となる呼気中アルコール濃度は0.03%に当たるそうです。
アメリカは約3倍ですね。
では0.08%の血中アルコール濃度(BAC)ってどれくらいだろうと思って調べてみると、個人や体格、体質によって違うけれど、基準として、アメリカ人男性だと350ml(5%)の缶ビール4~5本で0.08%になるそうです。
4~5本って、結構な量ですよね!笑
ということで、1、2杯なら飲んで運転しても大丈夫だという大衆の認識があるように感じます。(あくまで私の印象です)
だから、「マティーニ1杯しか飲んでない」発言なわけですね。
実際アメリカって本当に土地が広大で、完全な車社会です。
公共交通機関なんて、ニューヨークなどの大都市のそれも都心部のみで、他は全然網羅されていません。
どこに行くにも距離があるので、タクシーなんて使っていては高額になりますので、そもそもタクシーもほとんど見かけません。
そんな状況で、日本のように「一滴でも飲んだら運転しちゃダメ」とすると、レストランやバーは商売あがったりになるので、その辺が少し緩いのかな、と勝手に思ったりしていました。
アメリカではよく公園などを囲って「ビアフェス」などが行われるのですが、その会場にはそれはそれは広い駐車場が「みんな、車で来るよね!?」とばかりに準備されます笑
かと思えば、アメリカではほとんどの州で公共の場でお酒を飲むのは禁止されています。
日本では夕方になるとコンビニ前の道路で缶ビールを飲んでる人を見かけることも多いですが、あれもダメですし、お花見に公園に行って缶ビールを飲むのも、あちらでは違法になります。
お国によって事情って大きく違うものですね。
今回の要点:
DWI=DUI=飲酒運転
でした!