『Die Hard』をはじめ、数えきれない名作に出演してきた俳優、ブルース・ウィリス。
現在、彼は70歳です。

2023年、
失語症、そして認知能力の低下を理由に、俳優業からの引退を発表しました。
私生活では、元妻デミ・ムーアとの間に3人の娘。
その後再婚したエマ・ヘミングとの間にも2人の娘がいます。
合わせて、5人の娘のお父さんです。
現在、認知症が進行しているブルースについて、
妻のエマさんはこう語っています。

Bruch Willis “Doesn’t know” that he has dementia.
ブルースは、自分が認知症であることを理解していない。
この記事の中で、
彼女はこの状況を、こんな言葉で表しました。
“a blessing and a curse”
直訳すると、
blessing=祝福、恵み
curse=呪い、不幸
つまり、
「恵みでもあり、同時に呪いでもある」
という意味です。
英語ではとてもよく使われるイディオムで、
良い面と悪い面が同時に存在する状況を表します。
日本語にすると、
「良し悪しがある」
「メリットもデメリットもある」
「諸刃の剣」
といったニュアンスが近いですね。
実際にはこのように使われます。
たとえば、こんな使い方をします。
・Social media is a blessing and a curse.
(SNSは便利だけど、ストレスも多い)
・Working from home is a blessing and a curse.
(在宅勤務は楽だけど、オンオフの切り替えが難しい)
・Being famous can be a blessing and a curse.
(有名になるのは嬉しい反面、大変なことも多い)
ポイントは、
どちらか一方ではなく、
「どっちもあるよねー」というニュアンス。
では、ブルースの場合はどうなのか。
彼自身が病気を自覚していないことで、
恐怖や絶望を感じずにいられる。
これは、彼本人にとっては確かに blessing なのかもしれません。
でも一方で、
現実を理解し、受け止め続けなければならないのは家族です。
少しずつ変わっていく姿。
進行していく病状。
将来への不安。
その重さは、家族に集中します。
これが、エマさんが言う curse なのでしょう。
認知症が進んでいるブルースではあるのですが、
元妻のデミ・ムーアとも関係は良好で、
子どもたちを含め、家族全員で集まる姿もよく見かけます。

確か、コロナの時にも全員で一緒に同じ家で隔離していたはずw
認知症の介護は非常に辛いと聞きます。
認知症の介護は、想像以上に大変だと言われます。
だからこそ、
これだけのサポートシステムがあるのは、本当に心強いですね。
以上、
英語表現 “a blessing and a curse” を通して見る、
ブルース・ウィリスの現在でした。
