ここ最近、SNSで急に目にするようになった言葉があります。
最初は意味もよくわからず、特に気にもしていなかったのですが、友人がハロウィンのコスチュームにこの言葉を使っているのを見て、「なんなんだ!?」と急に気になり始めました。
さらには Dictionary.com の「今年の言葉」に「67」が選ばれたと聞き、これはもう、調べるしかない!と重い腰を上げました(笑)
「67(シックス・セブン)」
その言葉とは↓

「67(シックス・セブン)」とは一体どういう意味なんだーーー?
結論から言うと、特に大きな意味はないらしいです。(ガッカリ 笑)
どうして人気になったかというと、きっかけはラッパー Skrilla の楽曲「Doot Doot (6 7)」の中での「6-7」という歌詞。この部分がプロバスケットボール選手の動画編集に使われたことで、SNSを中心に人気が広まったそうです。
特に Gen Alpha(ジェネレーションZ)以降の若者の間で大流行したとのこと。
あまりに子供たちが「シックス・セブン」と連呼するので、一部の学校ではこの言葉を禁止するケースも出てきたとか。
「67」の意味
Dictionary.com によると
“Well…it’s complicated.”(…複雑です)
とのこと。「まあまあ」や「これかもしれないし、あれかもしれない」という意味があると言う人もいるそうです。
さらに、両手の平を上に向けて、交互に上下させるジェスチャーとセットで使うのが一般的だそうです。
日常会話では、どんな質問に対しても「67」という回答で済ませる子供が多いらしく、
“How was school today?”
“67!”
「今日の学校はどうだった?」
「67!」
と言う調子でなんでもこれで済ませるそうです。
…ちょっとイラっとしますね(笑)
Dictionary.com はさらにこうも言っています。
Perhaps the most defining feature of 67 is that it’s impossible to define. It’s meaningless, ubiquitous, and nonsensical. In other words, it has all the hallmarks of brainrot.
67 の最も特徴的な点は、定義できないことです。意味はなく、どこにでもあり、ナンセンス。言い換えれば、まさに「ブレインロット(脳の腐敗)」の典型です。
「脳の腐敗」(笑)
ナンセンスで脳の腐敗と言いながらも、「今年の言葉」に選んだのですねw
いつの時代にも、訳の分からないものが流行ることがありますよね。
今回の「67」の結論はシンプルです。
特に意味はないけれど、流行っている。
だから次にSNSで「67」という言葉や、それを叫んでる人を見かけたら、心の中でこうつぶやけばOKです。
「あー、あの意味ないやつねww」
