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昇進よりもリモートワーク

リモートワークに関する以下の記事を見かけました。

@arstechnica

Dell said return to the office or else—nearly half of workers chose “or else”
Dellが「オフィスに戻りなさい、さもなければ
と勧告したところ、およそ半数の社員は「さもなければ」の方を選択した。

このタイトルにある、”or else” というのは、その後に結果を繋げることにより、「さもなければ~だ」という意味があります。

このタイトルでは省略されていますが、実際にはこの後に何が続くのかというと、記事によれば、

Return to the office or else you could no longer be promoted.
オフィスに戻らなければ、今後昇進の機会を失う。

だったそうです。

それでも半数の社員はWFH(Work From Home – 在宅勤務)を選んだとのこと。
半数ってかなりの数ですね!

これに対して、以下のインフルエンサーが、なぜオフィスに戻らない方が理にかなっているかを説明してくれています。

彼による分析はこうです。

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年収100000ドルだとする
時給に換算すると50ドル
オフィス勤務する場合、朝の準備と通勤で2時間
帰宅通勤時間に1時間
合計すると一日に3時間の準備と通勤時間
週5日にすると合計15時間
50週で換算すると合計750時間!
年間に750時間も会社に無料奉仕していることに!!
お金にすると750時間x時給50ドル=37,500ドル!!

オフィスに戻ったからと言って、年間37,500ドル(37.5%)の昇給をしてくれるか?

NO WAY!!

それに加えてガソリン代、車の消耗、駐車場代、高速代…

既に人生のうち、週に40時間 x 年間50週も会社に捧げているんだよ。

どう考えたって、そりゃあ会社に戻るわけがないよ!

これが新しいスタイルの生き方、ワークライフバランスさ!

——————————

だそうです笑

まあ確かに数値にするとそうなんですがね…
通勤時間を「会社への無料奉仕」と捉えるあたり、アメリカっぽいというか、最近の世代っぽいというか。

以前ジェネレーションギャップの話をしましたが、
MillennialやGen Z らしい考え方ですよね。
BoomerやGen Xにはなかなか言えない台詞です笑

パンデミック以降の新しい働き方について書いた以前の記事、「“Coffee Badging” 「コーヒーバッジング」新しい働き方」も合わせてどうぞ!

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CherryBerry
学校では習わないけれど、日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識。 役に立つかどうかは謎だけど、アメリカ生活から得たちょっと面白いアメリカ文化のお話などを思いつくまま気ままにご紹介!