スマホで日本語を入力する時にフリック入力を使っている方も多いと思います。
これにより随分入力の手間と時間を短縮できますよね。
実は英語をタイプする場合にも同じような機能があるのです。その名も
「なぞり入力」
その名の通り、タイプしたい単語の上のキーボードをササーッとなぞるだけで簡単に単語が入力できます。1文字1文字打ち込む手間が省けるので、かーなりの時間節約になります。
例えば、アポイントメント(appointment)と入力したい場合、
a p p o i n t m e n t
と一文字ずつタイプするのは非常に面倒です。
これが「なぞり入力」を使うと、「appointment」のそれぞれのアルファベットのキーボードの上を指をスクリーンから離さずにサササーッとなぞります。
すると、以下のようにあっという間に単語が入力されます。最も近いと思われる単語が入力フィールドの中に表示され、その他の候補がその下に幾つか表示されます。以下の場合、一番目の候補には最後にsが付いてしまっているので、候補の中の一番左の正しい単語をクリックすれば完成です。
指のなぞりから単語を予測する性能も非常に高く、一度使うともう戻れません。
「なぞり入力」(アンドロイドでは「グライド入力」)をスマホで使えるようにするには、
●iphone
「設定」→「一般」→「キーボード」→英語「なぞり入力」をオンにする。
●Andoroid(「Gboard」アプリをダウンロードする)
「設定」→「システム」→「言語と入力」→「Gboard」→「グライド入力」をオンにする。
ちなみに、なぞり入力はお上品なので、お下品な言葉は予測してくれませんw
例えば下品な単語「shit(クソ)」をなぞってみましょう。
どんなに正確に s h i t となぞっても、以下のような言葉しか予測してくれません笑
分かってるくせにぃ!笑
更にもっとお下品な言葉「fu*k」をなぞってみましょう。
これもまた、どんなに丁寧になぞっても、「最初の一文字、FじゃなくてDでしょー?」とばかりに、Duckを候補に挙げてきます笑
これらの単語をどうしても打ちたい場合には、なぞり入力ではなく、一文字一文字タイプして打ちましょうww
この「fu*k」は上品な言葉ではないですが、日常生活の中で使う人も非常に多いスラングです。ショートメールでも使われることが多いですが、絶対になぞり文字のオートコレクト(単語予測)は “duck” としか認識しません。
それをネタにした、このようなメッセージをよく見かけます。
それだけ皆が同じ経験をして、もどかしい思いをしているということですね。
話が脇道に逸れましたが、とっても便利なこの「なぞり入力」、まだ使っていない方はぜひお試しを!