- 日常表現

「給料ぎりぎりの生活」は英語で?

大きな被害が出たマウイの山火事を受けて、ハワイにゆかりのある2人の大物セレブが支援のために立ち上がりました。

@Oprah

その2人とは…

  • トークショーの女王 オプラ・ウィンフリー
  • 俳優&元プロレスラーの ドウェイン・“ロック”・ジョンソン

彼らが立ち上げた募金プロジェクトに、自ら最初の寄付として2人合わせて1,000万ドル(約15億円)を寄付したのですが…

なんとこの善意の行動が、SNSを中心に大バッシングを受けてしまったのです。

🤔 なぜ寄付が批判されたの?

その理由はシンプル。

「2人合わせて28億ドル(約4,000億円!)以上の資産があるのに、たった15億円だけ?
それで一般人に募金を呼びかけるって何ごと?」

という声が噴出。

特に生活に余裕がない人々からは
「セレブが庶民に金をせがむなんて…」
と強い反発が巻き起こりました。

ドウェイン・ジョンソンが誠実に謝罪

これを受けて、ドウェイン・ジョンソンは自らSNSで謝罪動画を投稿。

この中で何度も繰り返していたのが、以下の言葉です。

“There are a lot of people out there who are living paycheck to paycheck. And I get it. I’ve been there.”

🗣️「給料ぎりぎりの生活」は英語で?

この動画で彼が4回も使っていたフレーズ:

live paycheck to paycheck
→「給料から給料へ生きる」=給料ぎりぎりの生活をする

直訳すると「給料から給料へ」、つまり「給料ぎりぎりの生活」、「その日暮らし」「給料日前には財布が空っぽ!」という感覚に近いですね。

この表現はアメリカで非常に一般的な言い回しで、ニュースでも日常会話でも頻繁に使われます。

✅ 例文でチェック!

📌 61% of Americans are living paycheck to paycheck.
→ アメリカ人の61%が給料ぎりぎりの生活をしている。

📌 I’d love to go out, but I can’t afford it. I’m living paycheck to paycheck…
→ 行きたいのは山々だけど、お金ないんだよね。今カツカツの生活でさ…。

📌 She lives from paycheck to paycheck, so saving money is tough.
→ 彼女は給料ぎりぎりで生活しているから、貯金なんてとても無理。

💰 アメリカの給料は月1じゃない?

ちなみにアメリカでは、給与の支払いは以下のパターンが一般的です:

  • 週払い(weekly)
  • 隔週払い(biweekly)

月に1回しか給料が出ない日本とはずいぶん違いますね。

以上、ちょっとセンシティブなお金の話題でした。

ABOUT ME
CherryBerry
約12年のアメリカ生活の中で触れた、学校では習わないけれど日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識、雑学、ニュースやトレンドから拾う、ちょっと面白いアメリカの文化や習慣などを思いつくままに綴ります♪