- 日米文化比較

アメリカではフェイクタンが人気

日本では「色白=美人」という価値観が幅広い意見である一方、アメリカでは「日焼け肌=健康的で魅力的」とされることも多くあります。本記事では、日焼け文化やフェイクタン(self-tanning)の人気の背景、そして英語表現を交えながら、日米の美意識の違いに注目してみます!

大統領討論会の話題をしたのがつい先日

そしてその討論会から数日後に、バイデン大統領をテレビで見かけて、「おや?」と思ったのです。

以下の写真を比べて、何か気づきますか?

出典:@TheTelegraph

そう!数日間のうちに、いい感じのブロンズ肌に日焼けしているんです。

記事によると、討論会でのバイデン氏は “pale and pallid” (青白く生気がない)見かけだったことを心配した家族の意見を受け、数シェード暗い色にして健康的に見せようとしたのではないかということでした。

記事では、トランプ氏がこの件に関してバイデン氏をバカにしたということでした。

Biden mocked by Trump for ‘fake tan’ in comeback speech.
バイデン氏、復帰演説で「フェイクタン(偽の日焼け)」とトランプ氏から嘲笑される

しかし、そういうトランプ氏のフェイクタンもこれまで結構話題になっていて、「オレンジ過ぎる」とネットでよく笑いものにされているのを目にします。

出典:@RollingStone

ね、手の色と顔の色が全然違いますね笑

私はいつもトランプ氏の映像を見ると、「いい色に焼けてるなあ、フェイクタンかなあ」と思うのですが、この写真でも分かるように、目の周りは白いんですよね。彼はゴルフが好きなので、サングラスのところだけ日焼けしていないのなら、これは本当の日焼けなのかなあ?ゴルフは手袋しますしね。

日本や韓国では、美肌と言えば「白い陶器のようなお肌」がよしとされていて、美白化粧品も沢山販売されていますよね。

アメリカでは、特に白人層を中心に「日焼けした肌=アクティブで健康的」「セクシーで魅力的」と見なされる傾向があります。

日本でもその昔「日焼けサロン」なるものが流行りましたが、アメリカではスプレータンとタンニングローションが人気のようです。紫外線のダメージを肌に与えず、健康的な色に仕上がるのがいいですね。

スプレータンは、サロンで水着、または裸でスプレールームに入り、色のついたミストを浴びて乾かすことによって、キレイなブロンズ肌が出来上がります。

タンニングローションは、お家で出来るフェイクタン。
ローションを塗り、数時間または一晩放置することにより、程よい褐色の肌が出来上がります。
お家でもこんなに立派なフェイクタンが!
好みによりますが、確かに健康的で活発そうに見えますよね?

出典:@tanceuticals

こちらは手持ちの乳液などに数滴混ぜて使うと、自然と顔色が健康的なブロンズ色になる優れもの!

@LOOKFANTASTIC

私は適度な小麦色が好きなのでこちらを顔に使っていますが、使いやすくて自然な小麦色にしてくれるので、おススメです!
ここだけの話、色が黒いと、ことわざとは逆に、いろいろ七難隠すんですよ笑

スプレータンも、ローションも一週間ほどで色が薄れてきますので、定期的なメンテが必要です。

ところ変われば美意識も変わり、面白いものですね。

こちら、日焼けに関する使えるフレーズです。

英語表現意味使い方例
get a tan日焼けするI got a nice tan on vacation.
fake tan / self-tanner人工的な日焼け肌(商品)She uses self-tanner to look bronzed.
glow / bronzed lookつや・健康的な焼けた肌You’ve got that beachy glow!
sun-kissed自然な日焼けを帯びたHer skin had a beautiful sun-kissed tone.

以上、大統領討論から話が膨らんだ、「fake tan」 に関するお話でした!

ABOUT ME
CherryBerry
約12年のアメリカ生活の中で触れた、学校では習わないけれど日常よく使われる英語のフレーズや英会話豆知識、雑学、ニュースやトレンドから拾う、ちょっと面白いアメリカの文化や習慣などを思いつくままに綴ります♪